マスクをつけられない理由があります
わ け
わけがありますくは、
自分では選択できない事情によりマスクをつけられない方のみを対象として活動しています。
本サイトのマークは、ノーマスク、ノーワクチン活動での利用は禁止します。
わけがありますくプロジェクトから皆さまへ
2020年初夏に始まったわけがありますくプロジェクトは今年で4年目を迎えようとしています。
しかしながら、マスク着用に関する最近の政府の見解や社会的な機運から、
4年目を迎える前に、このプロジェクトの役目を終える時が日に日に近付いているのを感じております。
やむを得ない事情でマスクが着けられない方々への理解を深め、誰もが快適に過ごせるような社会作りの一助となるよう、
わけがありますくプロジェクトは主に自治体、各種公共機関や団体と連携しながら活動してまいりました。
おかげさまで、当プロジェクトは、おおよそ110の自治体の広報やサイトなどでマスクの着用困難な方についての啓発とともにご紹介に預かり、約70の自治体に当方作成のデータを提供しました。また、たくさんの公共機関、民間施設やイベントでも採用していただきました。
その過程で様々な出会いがありました。
皆さまとのやり取りを通して、私たちわけがありますくプロジェクトは多くのことを学ぶことができました。
ここに御礼申しあげます。
マスク装着をめぐる状況が変化しても、やむを得ない事情でマスクが着けられない方々が困難に直面することも出てくるかもしれません。
そんな時、わけがありますくプロジェクトの意思表示アイテムがお役に立てれば幸いです。
約3年間にわたり、皆さまにはお世話になりました。
ありがとうございました。
2023年2月
わけがありますくプロジェクト事務局
わけがありますくプロジェクト
について
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大予防策として「マスク着用」の習慣が浸透しました。
しかし、社会の中には呼吸器、皮膚、心臓等の疾患、癌治療の後遺症、小耳症、聴覚障害、自閉症、感覚過敏、知的障害など様々な障害や病気が原因でマスクの着用が難しい方がいます。
このようなやむをえない事情でマスクを着用していない方々に対する風当たりが強くなり、トラブルが発生しています。
そこで、わけがありますくプロジェクトは、やむをえない事情でマスクをつけられない方がいることをたくさんの人に知ってもらうため、2020年6月に始動しました。
当事者の状況を周囲が理解し、お互いを知って気持ちよく過ごせるよう、臨床心理士による心理カウンセリングルーム「しまうまカウンセリング」を運営する株式会社しまうまが、意思表示マークを考案しました。
意思表示マークのバッジやカードを作成し、必要とする方に配布する活動を通して、マスクの着用ができない「理由」がたくさんあること、マスクの着用ができない方が私たちの想像より多いと気づきました。
また、小さな事業所が運営するこのプロジェクトの力だけでは、意思表示アイテムの周知と配布を進めるのは難しいことも痛感しました。2020年の秋から、自治体や行政、公共施設、関係団体に意思表示アイテムの配布と啓発を働きかける活動に転換しました。
現在は然るべき機関の要望に応じて、
「自分では選択できない事情があってマスクができない」ことを周知してもらうための意思表示アイテムのデータと、マスク着用困難者への理解を促す啓発ポスターのデータを提供しています。
個人で意思表示アイテムをご希望の方には、ホームページで個人向けのデータを提供しています。
利用規約を確認してからご利用ください。
こんな時だからこそ、様々な事情や背景を想像し、お互いが思いやりを持って過ごしましょう。そして知恵を集めて工夫し、困難を乗り越えましょう。
わけがありますくプロジェクトの意思表示アイテムは対象者のみご利用可能です。
利用規約に同意する方へ無料配布していますが、著作権フリーではありません。
思想、信条、ご自分の意思によってマスクを着けないことを選択した方が、ノーマスク運動などの活動に用いることは固く禁じています。
どうぞよろしくお願いします。